ブリーチとは
メラニン色素(黒髪の元)を破壊して髪を明るくするもの
注.福田訳
詳しくは・・・
ブリーチ剤は、酸化染毛剤から染料を除いたものでメラニン色素を脱色し髪を明るくする。
黒髪を金髪に変える強力なブリーチ剤には、
過酸化水素水のほかに酸化助剤として過硫酸塩を配合したものがある。
これらの製剤はすべて医薬部外品に分類される。
ブリーチは、色を付けているわけではないので厳密にはカラーリングではない。
詳しく言葉の意味を知りたい方は
※メラニン色素※酸化染毛剤(さんかせんもうざい)
酸化染毛剤は過酸化水素の力を借りて、毛髪を脱色しながら染める事が出来ます。
この作用を得る為に必要な物質は酸化染料、過酸化水素、アルカリです。
酸化染料と呼ばれる染料には、染料中間体、カップラー、直接染料(ニトロ染料)があります。
(1)染料中間体・・・過酸化水素の酸化作用で重合して発色する染料(パラフェニレンジアミン・硫酸トルエン-2,5-ジアミン・パラアミノフェノールなど)
(2)カップラー・・・単独では発色しませんが、染料中間体と重合反応を起こして発色する染料(メタフェニレンジアミン・レゾルシン・2,6-ジアミノピリジン・5-アミノオルトクレゾールなど)
(3)直接染料(ニトロ染料)・・・そのもの自体で色を持っており、酸化重合の必要がありません(ニトロパラフェニレンジアミン・パラニトロオルトフェニレンジアミンなど)
※過酸化水素水(かさんかすいそすい)
過酸化水素はH2O2の化学式で示され、簡単に水(H2O)と酸素(O2)に分解します。
過酸化水素を安定に保つ為にはpHを3〜4の間に保つ必要があります。この範囲からpHが
はずれると上の式に従って分解が始まります。pHがたかくなる程分解は激しくなります。
従って、大量の酸素が必要な時(強いブリーチ力が必要な時)はアルカリでpHを高くする
必要があります。
過酸化水素が分解した時に発生する酸素が、毛髪を脱色したり、染料の重合反応を進めたりします。
※過硫酸塩(かりゅうさんえん)
硫酸分子に含まれる二つの水素原子のうち一つ
または二つが金属などの陽イオンで置換された塩。
一般に水に溶けやすいが、カルシウム塩・バリウム塩・鉛塩などは難溶。
※医薬部外品
日本の薬事法に定められた、医薬品と化粧品の中間的な分類で、
人体に対する作用の緩やかなもので機械器具でないものである。
予防効果をうたったり、医薬品よりは緩和だが
人体に何らかの改善効果をもたらすものが
これに含まれる。
人体に直接用いられるものだけでなく、たとえばスプレー式殺虫剤のように噴霧したり、
ホウ酸団子のように適当な場所に設置したりして使用するものも含まれる。
いわゆる薬用化粧品(やくようけしょうひん)は、薬用効果(予防等の効果)を
もつと謳われる化粧品類似の製品で、日本の薬事法においては
化粧品ではなく医薬部外品にあたる。
っとまぁ難しい科学なお話です